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ファシリテーション

ある問題を解決するために様々な分野の人々が集まって話し合いを行う場において、「参加型手法」や「コミュニケーションスキル」を駆使し、全員が参加し、創意工夫に満ちた話し合いのプロセスを進める取組みを「ファシリテーション」といいます。

ファシリテーションの流れ

ファシリテーションの手法を見る前に、ファシリテーションの流れについて大まかに説明します。

 

オリエンテーション

まず集まったら、オリエンテーションを行います。

 

限られた時間で有効にアイデアを創出するためには、

1.どのような成果を生み出したいのか

2.話し合う内容と、時間割

3.メンバーの役割や心構え

4.その場で守るべきルール

を事前にメンバー全員に知らせておく必要があります。

 

それから、オリエンテーションではありませんが、アイデア創出にためには

5.お菓子、ジュース(場合によってはアルコール)

も必要不可欠です。

 

とくに1.は重要です。ここでいう「成果」とは最終的なものではなく、その日、その時間の最後にメンバーがどのような状態にあるかをいうものです。

ですから、成果とは時として「アイデアからまとめあげた具体策」であったり「メンバーがお互いを理解し合うこと」であったりします。

とにかく、無理のない「成果」の設定が大切です。

ステージ

ファシリテーションの流れにはステージというものがあります。

ファシリテーターはグループが今どのステージにあるのかを把握し

メンバーがするべき事に集中しやすく配慮なければいけません。

 

共 有  拡 散  混 沌  収 束  共 有

 →    ↗   →↓↑   ↘    →

 →    ↘   ←↑←   ↗    →

 

そして、このステージを通過していく際、もっとも難解なのが

混沌(クリエイティブカオス)のステージです。

 

良いところまで来ているのに、決定打が出ないという状態はあせりがちになりますが、

必要なステージだと認識することで、逆にチャンスとして活用できます。

参加型手法

アイスブレーキング

氷(アイス)をブレイク(壊す)で、参加者間の緊張をほぐし、場の雰囲気をつくります。

例えば…

・ジャンケンをする。

・隣の人と握手する。肩をたたく。

・簡単な質問をして、紙に答えを書いてもらい、それを元に2~3人と自己紹介をしてもらう。

など、簡単なことにします。長くても10分くらいで終わらせます。

 

ただし、ファシリテーターは、これを行いながら、参加者を観察し情報収集をします。

具体的には、

・2:6:2の法則のうち誰が2で誰が6か?

・この参加者の話し合いの目的地はどこか?

を観察します。

 

方法としては、A4用紙を配付し、3~4つの質問をします。

最初の2つは名前や、出身地など簡単に回答ができるもので、

あとの1~2つで、話し合いのテーマについてどう思っているのかを書いてもらいます。

書いてもらっている間に、参加者間を巡り観察します。

また、A4用紙を最後に回収すれば、この話し合いが成功しなくてもある程度の方向性を検討できます。

マインドマップ(連想図)

①大きな紙を準備

②真ん中に問題点(テーマ)を書く⇒セントラルイメージ

③その周囲に直感でテーマに関すること(テーマの5W1Hなど)を書く

 このとき絵で描くことも有効

④さらに枝分かれさせ、抽象的なものを細かく具体的なものにしていく

※紙がいっぱいになったら、枝の先端部分を別の紙の真ん中に持ってきて考える。

(紙が埋まると人は安心して思考をていしさせてしまうので)

※もし放射状に広がらず一部分の思考が止まっていたら、その分野の専門家をメンバーに加える。

ブレインストーミング

脳に嵐を巻き起こせ!

 

ブレインストーミングは参加型手法の代表的なもので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

とにかく思ったことを付箋に書いて貼りつけていきます。

 

ブレインストーミングにはいくつかのルールがあります。

 

①どんなアイデアでもO.K. どんなにバカらしくてくだらないことでもいいんです。

②判断や結論づけをせず、とにかく無責任に言ってみる。

③出たアイデアを批判したり評価したりしない。

④質より量!!!

⑤他人のアイデアに便乗する。

 

アイデアができったら1日置いてクールダウンし、評価を行います。

(テーマによって評価の視点を決めます。実現性は?予算は?緊急性は?といった視点)

いくつかの視点で点数をつけ実現のための一歩を踏み出します。(アイデアを一つに絞ります。)

※このときに実行者(責任者)を決めなければなりません。

 

そして、絞ったアイデアでまたブレインストーミングを行い、アイデアの拡散と収束を行って、精度の高いアイデアにしていきます。

KJ法

KJ法は親和図法とも呼ばれます。(KJはKawakitaJiroの略です。)

 

ここではブレインストーミングでできた付箋をいくつかランダムに集め、集まったアイデアを一つの文章にします。文章ができたら付箋は解散します。

 

いろいろ組合わせて新しいものを創りだします。

ランキング

KJ法により分類されたアイデアを順位づけします。これにより優先度があきらかになります。

代表的なものがダイヤモンドランキングです。

 

  1

 2 2

3 3 3

 4 4

  5

 

上図のように、最重要アイデアを1つ、重要アイデアを2つ…といった具合にランクづけします。

これにより、なにから取り組んでいくべきなのかがハッキリします。

 

ここで一句「まちづくり ダイヤの中に 答えあり」(K.O.氏)

バズ・セッション

ある程度のものができあがったら、これまでの過程にまったく加わったことのない人々に説明をし、新鮮な目で見た感想やアイデアをもらいます。

プランニング

これまで創出され、整理された参加者のアイデアを、実際にどのように実践するのかの計画を立てます。

 

例えば、アイデアをドラマ仕立てで発表するための台本づくりもプランニングです。

プレゼンテーション

グループの話し合いの成果を発表し、他のグループとの共有化を図ります。

単なる発表ではなく、アイデアを

・ドラマ仕立てで

・俳句で

・寸劇で

・モニュメントで

・まちづくりTシャツにして

発表することも、プレゼンテーションです。

コミュニケーションスキル

話しやすい場をつくる

前向きな目的を意識する

質問を参加者に投げかける

参加者の意見をさらに掘り下げる

ありのままを話し、受け入れるように聞くことを促す

参加者に応援の言葉かけを行う

発言の少ないメンバーを引き入れる

異なる意見を歓迎する

違いを超えて共通するものに気づく

意見を整理する/要約する/図解する